| サザンクス筑後 |
写真:サザンクス筑後HPより |
| 筑後市(人口:約50000人)にある公共ホール。大小2つのホール(大ホール1300席・小ホール500席)とイベントホール(ワンルーム220平方メートル)からなり、大ホールは移動式客席(可動席734席・固定席564席)のため多彩なイベントに利用出来る。が、ホームページを見てみると「音楽を主とした多目的ホール」と書かれているので、音楽がメインなのだろう。小ホールは「演劇を主とした多目的ホール」だそうで客席は半円形でスロープも急傾斜に作られている。 |
| 平成7年完成だけあり、いろんな面で機能的に出来ている。 ただ音楽を主とした大ホールなのだが、音楽の事は判らない人が作ったのか、移動式客席が低音に対して共鳴するし、階段を歩く足音が響きまくるのはどうするんだ? それにプロセからカラム周りから続く客席の壁がコンクリート(固い)のまんまなので、ステージの音がそこいらで反射しまくるのは何故だ? クラシック系やアコースティック系の音楽には十分な残響だろうが、それよりも大きい音が出る音楽には不向きだろう。出来れば残響可変装置があれば「音楽を主とした・・・」と謳ってもいい。これは予算がどうのなどという問題ではない。その意識があるのかないのかだ。それが文化というものだ。 田舎のホールには酷な言い方かも知れないが、とある人曰く「多目的ホールは無目的ホール」なのだそうで、まったく言い当てていて気分爽快だ。諺にあるではないか「二兎追えば一兎も得ず」音楽を主とするのかそれとも多目的ホールなのか。どっちかはっきりしたビジョンを持って作るべきだ。少しの知恵と工夫と予算で使いにくいホールから使いやすいホールに変身するのだから。諺にあるではないか「餅は餅屋」 |