嘉穂劇場
●歴史
嘉穂劇場はその歴史を大正11年落成の「中座」に持つが、昭和3年に火災により全焼する。翌昭和4年再建されるものの翌昭和5年台風により倒壊。翌昭和6年「嘉穂劇場」として生まれ変わる。がしかし不運の歴史を持つものの運命なのか、平成15年大水害により床上浸水(ステージで1.5m)し、一時休業状態になる。しかし多くの方のご尽力により平成16年9月NPO法人「嘉穂劇場」として見事復活を遂げるのであります。
●設備
現嘉穂劇場が昭和6年の設計である事を考えると、現在使い勝手がどうの等と批判する気は毛頭無いし、現実的に使えないという事は全くない。(と云っていいやろ) 綱元は相変わらずこんな感じやけどね。

平成の大改修後、下の写真の通り音響に限って云えば電源も十分確保されたし、ミックスブースには、コネクターパネル&電源・照明用DMX回線(5pin)・8chマルチ×2回線など充実しているのである。ちなみに調光卓は上手袖とブースを移動出来る。


←舞台下手上手に用意された音響専用電源3回路と、
→は客席最後部のミックスブースに用意されたコネクターボックス+C30A×2回路(各所共通)
●音
音的には・・・
昭和初期の建築物なので、古民家でライブをやっているような感じでわりとデッドだがいい響きだ! しかし100〜120Hzに強烈なピークがありステージがこの部分でものすごい共鳴をするので要注意だ。もしかすると回り舞台の浮いた部分が悪影響しているのかもしれない。もちろん倍音の200〜240Hz付近も手強い。これ以外は全く申し分ないホールだと思う。大正〜昭和初期の電気音響が無かった時代どのようなやり方をしていたのだろう。ご存じの先輩方是非教えて下さい。
●機材搬入
前方のアコーデオン扉までしかトラックは入れない。手前にトラックを駐車して そこから搬入。手押しでゴロゴロと 写真手前を右に折れ搬入口へと続くのである。
右側椅子に座っているのは、おかみさんだ。指定席らしい。
←搬入口より上の写真撮影ポイント方面を撮影。トラック停車位置より距離にして約25〜30m。舞台面へ20cmほどの段差があるが、鉄板でスロープを作ってあるので楽に搬入出来る。
搬入口より舞台を見る↓