はじめに・・・

音響のことをよくPAなんて云いますが、全く異業種の方や音楽をやっていない方にはなじみのない言葉だと思います。私がこの世界に入った1980年頃は今ほど一般的でなく、どういう仕事かを説明するのに苦労しました。特に近所のおばさんや親戚のおじさんなんかには到底理解してもらえませんでした(笑)今でも「何か音楽関係の事をやってるらしい」的見方だと思いますが(^.^;

この業界の方々には説明不要だと思いますが、知らない方のために説明しますと・・・。


「P」はPublicで「公衆や大衆」という意味。
「A」はAdressで「伝達する」という意味。
 なにぃ・・・公衆伝達だって?(あまり一般的な言葉じゃないです)

もう少し分かりやすく説明するならば・・・。
「ここにいる全ての人々に、今そこで行われているパフォーマンス(唄・演奏・しゃべり・BGM、etc...)を、そのまんま伝える事」
とでもなるのでしょうか。


しかし、この「そのまんま伝える」という作業がいかに難しいか、25年間悩み続けていると云っても過言ではないと思います。現場はその都度変化します。「季節・催事・空間・時間・温度・湿度・客数etc...」など、たとえ同じ会場であっても同じ事が出来るとは限りません。しかしながらどのような内容のものであっても音響屋として常に「ナチュラル&フラット」であり続けたいと思います。我々の心がそうであれば「今そこで行われているパフォーマンス」に対して何も足さず引かず、最高のお手伝いが出来きることと信じています。