久留米荘

 私の久留米No.1うどん! いやNo.2かな...

久留米市六ツ門町2-18
2003年12月26日
六つ門交差点南側「すぎもとパーキング」路地裏にある老舗。

ここのうどんはとにかく独特なのだ。
出汁が濁っている。魚と昆布の出汁がガツンがっつんと効いている。
麺は細めでとにかく柔らかい。(腰などあったもんじゃない)
一説によると「箸でつかむと切れるという」(それほど柔いという例え)

数年前に店舗改装があり昔の面影は無くなったが、敷地的には全く昔のままだし、厨房はむかしのままの状態で使われているとの事。西鉄久留米駅裏「岩田屋新館地下」とJR久留米駅前「グルメシティ」に支店あり。

ここ久留米荘は筑後ではすごく歴史あるうどん屋さんで、もしかすると店舗形態でのうどん屋さんの第1号店ではないのか?と、何の根拠もなく思ったりします。たぶん戦後の屋台から始まったんではないだろうか?どなたかご存じの方教えてください。

で、昭和30年前後生まれの人なら今でもノスタルジーに浸りつつ食べているはず。そんなお店です。客層を見ると俺と同年代かもっと年輩の方々が圧倒的に多いのでそういうことなんだろうな。

かく言う私もしかりで・・・おふくろ曰く「あんた達がまだ小さかった頃はよう食べに連れて行ったもんね」だそうで、記憶には無いが幼児体験として心の奥底に残っているんだろうなぁ。
そのころは今よりもっと強烈な濃い味だったそうだ。

しかし外食をするようになった中学生の頃の俺は「らーめん」しか頭になくってうどんなど「女の食いもんだぁ」と見向きもしなかった。

だから俺の中での初食は20歳すぎてからのことで、そん時ゃ感動しました。その時連れが「月見うどん」を頼んだもんだから、俺もつられて月見うどん。それ以来ここでは「月見うどん」only。生卵入れるとスープの味が変わるってわかっちゃいるけどねぇ。

で、ここのうどんは「持ち帰り」の客の多いこと・・・。店側も手慣れたもんで、持ち帰り用の袋詰めしたスープと麺を用意してあって、注文するとすぐに出てくる。
こないだ私も持ち帰りを家で食べたんだけど、持って帰るとスープの濃さがよく分かるね。部屋中「いりこ出汁」が充満して「こんなにすごかったのか?」と妙に納得しつつ感動した。 

やっぱ久留米で一番やね。
ごぼう天うどん(左)とかけうどん大盛り(右)
2008年8月
細く切ったゴボウ天うどんは絶品だが、私はここではかけうどん大盛りのみ。
以前は月見うどん一辺倒であったが、スープを楽しもうとすれば自然と・・・。
そしてここの稲荷(1個から注文可能)が最高!
2個いただき、まず1つは中のすし飯だけを先に食べ・・・残されたアゲをうどんにぶち込み「きつねうどん」として食う、変則きつねうどんは最高なのであります。
こういういなり寿司を
こうやって中の寿司飯だけ食って
昆布とともにうどんに乗っけると
あ〜ら!きつねうどんの出来上がりです。
2009年10月
で、久留米荘名物と云えばこれ。
いつ行っても満タン状態に詰め込まれた「箸立て」の図。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれてるもんだから取り出しにくいったらありゃしない。
お店の方達はこの「形」にだけこだわっているらしく「使いやすさ」は二の次らしい。機能より見てくれ重視型だな、、、。
中心部の箸はもう何年も取り出された事が無く、さぞや窮屈な思いをしていることだろう、、、。だらんとしたところを一度で良いから見てみたいもんだ。

しかしここ数年、六ツ門地区の衰退は酷く、ダイエー六ツ門店の閉店、久留米の百貨店「井筒屋」の閉店に伴い、客足は著しく減少しているようだ。隣接する「三潴屋」の女将も同じような事を仰っていた。
世間の風潮に乗っかり「郊外型店舗」を展開してくれればありがたい。客数も確保出来ると思うし、いちいち駐車場代を払って食べに行かなくて良くなる。まぁしかしこればかりは経営者サイドの問題なのでいろいろ言いませんが、俺ら「いちファン」からすれば是非とも「津福バイパス」あたりに一店お願いしたいものです。(自分の事優先です(^_^)

そうそう、かの有名なギタリスト、元○歌団のUKさんを一度お連れした事があるのだが、虜になられたようで、以来久留米に来られるたび楽しみにされている。