讃岐うどん食い食いツアー日記(1日目)
2006年2月1日
「月の祭り」の反省会と称する飲み会をやったのが昨年11月。その酔っぱらいの席で誰が言い出したのか「讃岐うどんはそりゃぁうまかけん一回本場讃岐うどんツアーをやりましょう」と。その場は大いに盛り上がり絶対行くぞ!10杯食うぞ!となるわけですが、まぁ酔いの席での空言とばかり思っていたら、年末電話があり「例のうどんツアーですが1月末に決まりそうですから・・・」ありゃそうだったのね、なんと彼らは地道に着々と計画を練っていたのでありました。

実は「月の祭り」の言い出しっぺである「さる」の奥方「三鈴ちゃん」は徳島県美馬市脇町の出身で、なによりもうどんが好きという根っからの讃岐っ子でありまして、おまけに実家が寿司屋さんをやってて宴会場に寝泊まりでき宿泊費も要らぬ、そいでもって里帰りも兼ねるという一石二鳥のツアーとなったわけであります。
1月30日 早朝5時半基山因通寺を出発。大分港を7時40分に出航するというダイアモンドフェリーに乗るべく、ツアーご一行様(さる・三鈴ちゃん・さるの愛娘よしかちゃん/りゅうたろう・なつこ婦人・愛娘のあかりちゃん、さるの弟まこと、俺とカミさん)を乗せたHIACE GrandCabin号は、まだ夜も明けやらぬ大分自動車道をぶっ飛ばしたのでありました。
別府ICで降りて大分港へ向かう途中、さるが大騒ぎ「大分港だったか別府港だったか」で不安になりいろいろ電話をかけてみるがつながらず・・・時間的にも別府港へ引き返すのは無理とわかりとにかく大分港へ向かう。写真のフェリーを見たときは全員安堵のため息が漏れました。さるくん事件第一弾です。
とにかく無事乗船でき安心した我々は三鈴ちゃんが作ってきたおにぎりをパクつき、到着までしばし睡眠をとることにしました。
乗船後(上) 
(左)風呂もありましたが湯が熱いのなんの!ゆったり湯槽につかり景色を眺めながら・・・
熱すぎで出来ませんそんなこと。
11時に松山港に到着後 
市内にある「さる」お勧めの「じゃこ天」屋さんに立ち寄る。揚げたてのこいつはバリうまです。もちろんプシュっと缶ビールを開けたのは云うまでもありません(^^)/
1軒目「長田in香の香」13時40分
途中三鈴ちゃんのお父さんと合流。善通寺市に数あるうどん屋の中からお父ちゃんお勧めの店を数店食すこととなる。道に迷ったものの記念すべき第一番目の店に到着!店の名は「香の香(かのか)」長田という店から独立したという事で香の香の前に長田の文字が入る・・まぁ俺たちにはようわからん事ですが・・・。しかし讃岐初体験な私は店に入る前から興奮気味だし そうでない人も腹減ってるし一発目という事で否応なしに盛り上がる気持ちを抑えつつ・・・運ばれてきました「たらい小/6玉1000円」・・・・「うま〜い!」何だこれは? これまでの俺の人生における「うどん麺」の常識はもろくも崩れはじめる。これまでの麺は気合いの入らない間抜け野郎ではないか。そして何より「ダシ」がうまい!基本はうすくち醤油に魚系ダシなのだろうが、醤油がうまいのか「キリリ」としていて旨味がある。麺に負けない強さがあるとでも云うか。このダシに、ネギとショウガに胡麻をぶち込み豪快に食す!喉越しを味わうというのがよ〜く分かりました。食べ終わった後も「ダシ」を何杯も飲みまくりました。一軒目からこの迫力と絶妙なダシ! 次はどの店だ〜!どっからでもかかってこ〜い!



めんつゆの徳利を持ち硬骨の表情な「さる」と、
生き返ったぞぅ〜!な「三鈴ちゃん」、
「たらい小」を3つ注文!
2軒目「清水屋」14時20分
善通寺市の中心商店街にあるこの清水屋 駐車場は無く近くの有料駐車場を利用する。情報誌によると、まだ若い大将は高等技術学校さぬきうどん科第一期卒業生だという事で「讃岐うどんの王道を継承する」と評判らしい。システムはは完全セルフのスタイルだ。店に入るや「すみません 麺が切れたので今から打ちますが20分ほどお待ちいただけますか?」前の店でわりと腹が膨れていた俺たちは20分でも30分でも待ちますよぅ〜と待つことにする。打ちたての麺がうまいと聞いていたのでばっちりのタイミングじゃないの?と期待がふくらむ。ここで山口から参加の「ひとみちゃん」合流。既に5杯食い廻ったという。恐ろしい女じゃ・・・。
「肉玉ぶっかけ/420円」を注文。値段的にはラーメンと同じ感覚だな。で、待つこと20数分やって来ましたうどんちゃん。ん?なんか変じゃない?ダシの温度がかなり低めだぞ。肉もなんだか甘いだけ、温玉もダラッとしてるし麺はドカッと重たい感じで勢いがないしシャキッとしてない・・・・・黙って食べる。俺の感覚が間違っているのか?みんなの意見を聞きたいところだ。食べ終わり車に乗り込み「三鈴ちゃん」に聞いてみる「地元讃岐の人からすると今の店って何点くらい?」「点数つけられんよ。論外!」やっぱそうか・・・。
3軒目 やまうち 15時33分
やまうちは善通寺市から池田町へ向かう途中の山の中にある店だが一度テレビで扱われてから有名になったというところだ。朝は早くからお客さんが並ぶという何とも不思議な空間だ。メニューはいたって簡単明瞭!「あつあつ・ひやあつ・ひやひや」の三種類。麺もスープも温かいのが「あつあつ」で、あとは麺の量が「小・大・特大」とあるだけ。値段も200円250円350円と安い。朝はカウンターの上に揚げ物がずらっと並ぶというがこの時間はかき揚げが寂しく並んでいるだけだった。この時点でお腹はかなりやばい状態で「あつあつ小」一杯で止めることにする。
4軒目 さぬきや 16時16分
やまうちでもう終わりかと思いきや途中にもう一軒あるという・・・恐ろしやお父様。
でドライブインタイプの「さぬきや」店内は広い。観光バスなど団体さんも立ち寄っているのだろう、優に100名は座れる広さだ。何を血迷ったか3玉入りのタライを4つ注文してしまったお父様・・・許してください。おまけにビールにおでんまでいってしまったおれらに「帰ったらシシ鍋やからな!」と脅しが入る。うどんの味など覚えているわけも無く、写真を撮るタイミングも外してしまう始末。見事完食したかに見える下の写真ではあるが、まことくんに手伝ってもらったのは云うまでもない(笑)

おでんはこのように長い串に刺されて汁に浸かっている。
無事帰宅・・・19時30分
途中温泉に寄り夜の宴会に備えるためにサウナで2回汗を絞り出す。汗と一緒に麺も出てきてるんじゃないか?と思えるくらい腹は張りまくりで、体重計に乗ったらなんと2.5kgも増えていた・・・あぁなんてこっだ! みんな体重計に乗ったらしく一様に落ち込んでいた。そんなこんな我々を乗せたハイエース号はシシ鍋が待つ三鈴ちゃんの実家へと足も重たげにトロトロと向かうのでありました。
娘(三鈴ちゃん)と娘婿だけならイザ知らず、こんなに大人数で押しかけたにもかかわらず、過分なるおもてなしを頂きありがとうございました。一宿一飯ならぬ「2泊2宴会」の恩一生忘れません!用意していただいた数々の料理でしたが食べきれずに失礼しました!やっぱカツオのタタキは最高です。

写真上、左から「シシ鍋・カツオのタタキ・怪しげな中国酒唐辛子入り」
写真下、左から「さると三鈴ちゃん&おばぁちゃん・全員・さると竜太郎の娘(あかり・よしか)」
で、このあばぁちゃん(83歳)のボケ突っ込みの素晴らしいこと。関西人のノリの神髄を見た!