みんずラーメン

門司の人気ラーメン


北九州市門司区高田1-10-7
2006年11月26日
この店は随分前からネットやTVなんかで取り上げられていたんで気にはなっていたものの、なかなかラーメンだけのために門司まで出かけて行くなんてのも嫌だし、もしかしたらマスコミに祭り上げられたマズイ店かもしれんし・・・と、なかなかタイミングっちゅうもんが合わず時間だけは過ぎていくばかり・・・。聞くところによると、おやじさんも高齢でいつ閉まっても不思議でないという話もあったりして、もしかしたら私にはご縁が無かった店なのかもと諦めかけていたところにちょうど良いタイミングで小倉で現場が入った。もちろん小倉へはもう何度も仕事でお邪魔してはいるのだけど、現場の終わる時間とお店の営業時間が合わなければどうしようもないのである。がしかし今回の現場は17時終わり。車で移動すればちょうど夕方の営業開始時間に間に合うではないか!これはこのタイミングを外せば二度と食べられないかもしれない!というどこか追いつめられた犯人のごとく小倉駅北から門司を目指し199号線をぶっ飛ばしたのであります。(道知りません。ホントはE社M氏の先導付きです)

門司駅前は何年ぶりでしょうか?
実は高校の同級生「○橋くん」がここ門司(大里)の出身で、卒業後も何度か訪れている街です。久しぶりの門司駅舎は綺麗に建て変わっていましたが、駅前の道や商店街は昔と全く同じです。その駅前から山手に伸びる道の2つめの筋を右に曲がり50m先の小さな交差点の左角に「みんずラーメン」はありました。駐車場が無いので路駐です。車を出た瞬間、店の周りには懐かしい「豚骨臭」が漂っています。とても期待が持てる匂いです。完全久留米系の味に違い有りません!

ネットで調べてみたところ日祭日は「夜の部は18時から」と書いてありましたが、30分前にも関わらず先客が3名いました。L字型のカウンター10席だけの小さな店を切り盛りするのはとても高齢なあじぃさんとおばさんのふたり。この手の店にありがちな「マスコミに踊らされた人種」かと思いきや、ふたりはにこやかに迎えてくれたのでありました。
スタンダードな「普通ラーメン」を食べるべきところですが、地元民の助言により具だくさんの「王民子ラーメン」を注文。金額は久留米と比べても若干高めの設定になっています。特製ラーメンはニンニクと蜂蜜が入っていますがあまり気乗りはしませんね。

麺は久留米というより大牟田の東洋軒を彷彿とさせるもので、黄色がかった太麺でモチモチ感もあり「うまい麺」という感じです。これなら「ヤワ麺」で注文すれば良かったなぁと後悔です。

スープはまさしく「昔の久留米」です。
基本的に薄めのサラサラスープですが奥深い味わいで、ラードどっさりです。ラードが違うのでしょうか、最近流行の背脂ゴテゴテとは180度違います。飲みやすいおいしいラードです。これに醤油ダレがかなりの量入っていて、白濁と云うよりは濃いベージュといったもので醤油のうまさで豚骨スープが際だつという久留米ラーメンの基本です。こないだ食べた八女の「来々軒」に共通するものがあります。昭和33年生まれの私にはとてもスタンダードな久留米ラーメンで懐かしい幸せな気分にさせてくれた一杯でした・・・・。
もう一回食べてみたいと思うラーメンでした。

食べているとおやじさんが「塩加減はどうですか?お口に合いますか?」などと聞いてくるし、お勘定の時など「雨の中すみませんねぇまたいらしてください」など、とても九州のお店でこういう言葉を聞いたことがなかったのでちょっと感動!やはりお客様は神様なのですよ。