かみなりは恐いの巻
2004.7.14
先日、近くの河川敷ゴルフ場に行った時の話。

その日は昼間っからすごい暑さで、でも3時すぎから雲も出てきて幾分過ごしやすくなっていた。
遊びに来ていた友人「O」くんと突然「河川敷にでも行こうか」ということになり、早速「M」ゴルフ場に電話してみる。
昼間の暑さのためか、かなり少ない様子で「すぐスタート出来ますよ」との事。これが通常なら30〜60分待ちなんてザラ。

で、ちょいと用事を済ませ、ゴルフ場に着いたのが4時をちょっと回った頃。雲が出てきたんで涼しくなってか、電話で聞いた時よりやや多くなっているもよう。そいでも2組ほどのスタートを見送り、すぐに俺たちの番がやってきた。
その時既に西の方(つまり佐賀県方向)には結構ドス黒い雲があり、ゴロゴロと嫌な音が聞こえはしていた。

2ホール終わって、3番目がショートホール。
元々、客が多い時には混雑するホールなんだけど、それ以上の大混雑! 何と4組(14人)も待っているではないかぁ!
仕方なくそこいらでアプローチの練習を開始。

そうこうしているうちにどす黒いヤツが迫ってきて、ゴロゴロではなく、ピカッ!とあちらこちらに稲妻が見え始める。で、どこからともなく冷気が流れ始めてきてとても涼しくなってきた。まだ雨は降っていない。
1・2・3・4・5秒・・・・まだまだ2kmは離れとるけん大丈夫!周りを見わたすとみんな平気でラウンドしているし。

な〜んて気安く考えているうちに、それが4秒になり3秒になりもうそこで雷が落ち始める。あたりは夕方なのに真っ暗だ。
こりゃヤバイばいっちゅうことで練習をやめてしゃがみ込む事数分。どんどん雷は近づいてくる・・・。
と、その時1番ホールの方で「ピカッ」と光った瞬間に「グシャグシャ、ド〜ンガラガラ・・・・・」10m先に落ちたかと思える程の強烈なヤツが落ちた。
ほとんど同時に雨が降り始める。ティイインググラウンドの横に一間真四角の小屋がありそこに避難する事にする。がしかし先客10数人・・・。どうにか入ったものの激しくなる雨には用を足さないようで、びしょ濡れになる「おいちゃん・おばちゃん・にいちゃん。久留米人・佐賀人・柳川人いろいろ」

で、避難して数分後、救急車が目の前の土手を走りすぎていった。小屋のみんなは「さっきの雷が人に当たったとじゃろか?」とか「そいぎ、だいか死んだっちゃなかの?」とか「雷のなりよる時ラウンドするギットいかんかんもぉ〜」などいろんなお国言葉で会話が弾むのでありました。

それから雨脚はどんどん激しさを増し、風も一緒になり右から左から下から上から、それはそれは台風のような状況で、それでも外に出る勇気はなく、ついに雨がやんで風もおさまりグラウンドの窪みに出来た「川」を見た時、先ほどの事がその凄さを物語るのでありました。

で、帰り際スタート室のおっさんに「救急車が来てましたけど事故でもあったんですか?」と聞いたら「9番終わって歩いていたおいちゃんに雷が直撃したですたい。ありゃ助からんじゃろねぇ・・・」 

俺たち絶句・・・。

次の日新聞を見た別な友人がその後の経緯を教えてくれました。新聞によりますと・・・
「福岡市在住・自営業(62歳男性)親戚とゴルフ中、雷に打たれ本日久留米市内の病院にて死亡」

手引きカートに落ちたらしいけど、もしかしたら俺たちの所に落ちていたかもしれないし、そして真っ黒焦げになって(憶測)死んでいても不思議ではなかったろう。

あぁこうやって生き延びている幸せを「キリスト様・お釈迦様・お地蔵様・おてんとう様・池○大○くん・・・・」 
いやいや!もうこうなったら何にでも「ありがとう」と言おうじゃぁないか。

そしてこれまで雷に打たれて死んでいった我が同胞、会社では「ゴルフバカ」と呼ばれ社内コンペ以外では信望がなく、家に帰れば家族から白い目で見られても、新しいスイングを見つけた日には忘れないようにと「日記」に図解で書き記してきた「バカ」 いやいや誰から何と言われようと、死んでもゴルフはやめないぞ!と死んでいったゴルフの先人「じいさん達」

このみんなになりかわり、私これからますますゴルフ道精進していく所存でございます。