30歳まではゴルフをバカにしていた。
世間一般に言う「おやじの遊び」的な暗いイメージを持っていたし、ほとんどの人が多分同じじゃないかと思うけど「あんな穴入れ遊びのどこがおもしろいんじゃろか?」などと冷めた目でゴルファーを見ていた。
しかしこのゴルフと云うもの一度手を染めてしまうと二度と抜け出せない麻薬みたいな物。例えば子供の頃日が暮れるまで遊んだ「ビー玉」なんかの遊びと同じだったんですね。やりはじめるともう止められない。悪魔の誘いを断れない人間となっていくのです。
それで,はじめてラウンドしたのは24歳の時。
当時九州ツアー中だった「音つばめ」というフォークトリオのメンバーとのラウンド。大分の「住吉浜リゾート」のゴルフ場(今もあるのかな?)スタートの1番ホール350ヤードくらいのパー4を、な・な・なんと「パー」で上がってしまったのです。1打目が左ラフに行き2打目がグリーン手前のラフで3打目でなんとなくグリーンに乗ったのね、でそれ入れてパー。よく覚えているちゃぁ覚えているです。(これは自慢話ではありません。まぐれマグレ・・・)
最初のパーで「なめた」というか「考え始めた」んですね。練習もしたことがないヤツが何を考えたのか記憶にないが、つまり今思えば色気が頭を出してきたのでしょう・・・次のホール右側が海になっていて、高いフェンスでガードされている。にもかかわらず打ったボールはそのフェンスを越えていく・・・。OBだな。何度打ってもOB。たぶん5発は打っただろう。そこから記憶が途切れているのだけれど、終わってみれば「127」という普通の初心者のスコアだった。
それから30過ぎるまでは,「つき合いで年イチ」のゴルファーで、上手くなりたいとはいつも思っていた・・・。