逃走-File 02(ネズミ取りからの逃走-1)
これはあくまでフィクションですので関係者の方々本気にしないでね!

あれは暑い夏の日、もうすっかり日も暮れかけた、ほとんどの車がスモールランプからヘッドライトに切り替えて間もない時間帯のこと。
(珍しく空いていて気持ちよくアクセルを踏んでいた)

千本杉方面から十三部を抜けて高良川に架かる橋を70kmくらいのスピードで渡りきって、数十メートル走ったところで異常事態発見!
なんと前方100メートルのところにパトカーと警官を発見!!

「うっそぉ〜!?なんでぇ〜?」

心の中ではすでに葛藤が始まっていて・・・

「おい!どうするのよ? このまま減速しておとなしく捕まる?」という、悪魔の声が聞こえてきたり、

「いやいや、あれはネズミ取りじゃなくただの検問じゃろ?」

「早く行かんと友達待たせるしなぁ」


どなど考えているうちに100メートルなんてあっという間・・・


警官が棍棒振りながら慌てて飛び出してきたのです。

「げェッ!やっぱネズミ取りじゃないのよ!」

ブレーキなんて最初から踏んでないんで、その場で止まれるわけもなく、警官を通り越して10数メートル先に停車する

「ヘッヘ!捕まえたぞ〜!間抜けなヤツめ!」
という警官の声(聞こえてない聞こえてない)。

棍棒片手に勝ち誇ったような歩き方でおれの車に近付いてくる・・・。


その時!またしても悪魔の声が・・・
「今ならまだ間に合うよ」

悪魔の声を聞き終える間もなく俺はギアローに入れ

アクセルを目一杯踏み込んでいたのでした。

バックミラーに写る警官。
右手で高々と棍棒を振り上げ左手では警笛を鳴らしている。

わたしゃ心の中で叫んだよ
「ば〜〜〜〜か!誰が捕まるもんか」


すぐ横のガソリンスタンドのお兄ちゃん達に「拍手」をもらいながら、俺はセカンドギアにシフトアップしていた。


この話はこれで終わり。パトカーの追跡も無かった。
その後警察から何の連絡も無かったので、あの警官ナンバーを控える暇もなかったのだろうなぁ。

一般市民をなめちゃいかんよ。誰でもおとなしく停車して切符切られると思っちゃ大間違いだってぇの。


今日の格言・・・「一瞬の判断ミスが命取り」