検問に遭遇の巻
過去数度の検問にて
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」なんて標語や「その一滴が命取り」なんてものもありましたなぁ・・・。
でも一滴なら全然問題ないでしょうし、もし本当にたったの一滴で通常の感覚を麻痺させてしまうほどの強烈な酒があるのなら、一度飲んでみたいものです。
しかし人間てぇのはそう自制が出来る動物ではないようで、一滴が二滴、二滴が三滴、それがやがて一杯になり気がつけば結構な泥酔状態なんてことはよくある話だと思いますよ。
昔、今より交通量も少なく酒気帯び運転にも寛大?だった頃の話です。
第一回遭遇(80年代)
大牟田で現場を終え、打ち上げへと参加していた私は、その日運転手だったにも関わらず、勧められるままにビール→焼酎→ウィスキーとなだれ込んでいました。「うまいうまい!マイウ〜!」とテーブルに並ぶおいしい食事もあってか、このあとの運転の事など忘れ飲んでいました。
結構飲んでお開きに・・・。
何事もなかったように、トラックに乗り込み帰路につきます。もちろんもう一人相方がいるのですが、この人は無免証なので必然的に私が運転。
深夜の209号線はほとんど走っている車もなく、快適なドライブモードで「この感じだと早めに久留米到着するよね」なんて話しつつ、酒の勢いもありたぶん70kmくらいで走っていたと思います。おまけにトラックでは当時珍しい「パイオニアのカーステレオ」を搭載していましたので、エンジン音もかき消されるほどの大音量でRockを聞きつつです。

と、次の瞬間私の目に赤色のランプが飛び込んできました。アルミバンのトラックにはルームミラーはあるものの役立たずで、サイドミラーにその赤色ランプは映り、それもすぐ後ろで今にも抜き去りそうな気配です。
「もしかしてこれは救急車なのかも?」と思い、対向車もなかったんで左に寄りつつ少し減速したままで走り続けますが、いっこうに抜き去る気配がありません。

「???・・・なんで・・・・???」

もしやと思いカーステレオの音量を絞ると・・・

「前の車止まらんかぁ〜〜〜〜〜〜!」「こらぁ〜〜!」

げっ!パトカーではないか・・・。

結局、スピード違反(確か15kmほど)を切られただけで、酒気帯びは気づかれませんでした・・・。と云うか若い警察官にまたしても助けられたといった状況でした。
第2回目の遭遇(80年代)
石橋文化センター裏庭にてとある政治関係のパーティの仕事が終わり、当時トラック駐車場があった津福今町(正心幼稚園近く)に4ton車を停め、軽トラに乗り換え自宅を目指していた時の事。

津福タイホーにさしかかったその時その人は現れました。
云われるままにタイホー駐車場へ車を入れて、免許証を見せ「お酒は飲んでられませんよね?」との問いに、思わず「少し飲んでます」と口走ってしまったもんだからさぁ大変・・・。
君はどこから来てどこに行こうとしているのか?とか、どこで何を飲んできたのか?とかいろいろ聞かれたもんだから、一応それなりの説明をした。

警官「で、結局どのくらい飲まれましたか?」
俺 「さぁ〜ビール1杯じゃったかなぁ・・・」
と云いつつ結構飲んでました。正直ビール2本くらいと最後はウィスキーまでいってたんじゃないでしょうか。

警官「こちらに向かってハ〜!って息を吐いて下さい」
俺 「ハ〜〜〜〜!」
警官「ん〜〜・・・臭いませんねぇ・・・ほんとどれくらい飲まれましたか?」
俺 「ビール一杯、ばってん数時間前やったけんですねぇ」

警官「とにかく酒の匂いやらしぇんけん気付けて帰って下さい」
俺 「?????」

こりゃもうけたばい!と一目散にその場を離れました。